中性脂肪による内臓脂肪&皮下脂肪の増加リスク

間違えやすい!中性脂肪と内臓脂肪を比較

内臓脂肪や皮下脂肪として体の中に溜まる中性脂肪について。肥満は、中性脂肪が過剰に溜まった状態のことを指しますが、脂肪が蓄積する箇所によって肥満のタイプは2種類あります。ここでは、その2種類のタイプの違いについて解説すると共に、内臓脂肪型肥満に潜むリスクについて取り上げました。

オザキクリニック目黒祐天寺院 院長吉田靖志

中性脂肪が内臓脂肪を作る

中性脂肪が内臓脂肪を作る中性脂肪は、体の中にある「コレステロール」「リン脂質」「脂肪酸」などの脂質の一種にあてはまります。内臓に溜まる内臓脂肪は、主にこの中性脂肪であり、ダイエットの対象となるのも中性脂肪です。ただ、中性脂肪が溜まることによって発症する肥満には「皮下脂肪型肥満」と「内臓脂肪型肥満」の2つがあります。

以下では、その特徴について解説したいと思います。

皮下脂肪型肥満について

洋なし型肥満中性脂肪は内臓以外に、皮膚の下にも溜まっていきます。

この皮下脂肪が溜まりすぎた状態のことを皮下脂肪型肥満と呼び、内臓脂肪型肥満とは別のタイプの肥満にあてはまります。

なお皮下脂肪は、主に下半身に溜まりやすい傾向があり、お尻から太ももにかけて洋なしのような形で脂肪がついていくため、「洋なし型肥満」とも言われています。

この皮下脂肪型肥満は、内臓脂肪型肥満よりも動脈硬化、心筋梗塞などの心血管系のトラブルを発症するリスクは低いと考えられており、やはり問題視すべきなのは、内臓脂肪型肥満です。

怖いのは内臓脂肪型肥満

基本的には内臓脂肪も中性脂肪も同じ脂肪なのですが、中性脂肪が多いからといって、必ずしも内臓脂肪が多いというわけではありません。皮膚の下に脂肪が溜まる皮下脂肪型肥満のケースもあるからです。

血液検査でわかる中性脂肪値は、血液中の中性脂肪を計りますので、内臓脂肪が大きく関っています。

内臓脂肪型肥満による糖尿病リスク

内臓脂肪型肥満による糖尿病リスク中性脂肪は体の血液の中や、皮下や内臓に蓄積している脂肪のことを指します。皮下脂肪の場合は特に問題が無いのですが、内蔵脂肪は血液まで脂漬けにしてしまう厄介な症状です。

内臓脂肪が多いと、血液中に遊離脂肪酸が溶け出てしまいます。この遊離脂肪酸は、中性脂肪が分解されて血中に放出された物質で、インシュリンによるグルコースの濃度を抑える働きを鈍くし、糖尿病リスクを高めてしまう作用があります。

そのため内臓脂肪が気になる方は、食事制限や運動を継続して行い、早期のケアを目指す必要があるのです。

中性脂肪&内臓脂肪の減らし方

中性脂肪&内臓脂肪の減らし方中性脂肪・内臓脂肪が増える原因は、ギトギト脂を多く含む食べ物や糖質をたくさん摂る習慣のせいです。ハンバーグやステーキなどの脂肪やコレステロールを多く含む肉類やすし、丼物などのご飯(糖質)中心の食事は、体の脂肪を増やす元凶だといえます。

となると、中性脂肪や内臓脂肪を減らすには、そういった食事を摂る習慣を変えることが大事です。

中性脂肪や内臓脂肪に良いとされる食事3項目

・脱・炭水化物!
お米やパンなどの炭水化物を減らして、おかず中心の食生活を心がけます。
・サラサラ脂の魚を摂取!
おかずを肉から魚(特に青魚)中心に切り替えます。
・食事制限による栄養の偏りを防ぐ!
ビタミン類を多く含んだ緑黄色野菜を食べることで必要な成分を補給します。

おすすめ食事で栄養補給するポイントはこちら

このページを監修して頂いているドクター

オザキクリニック目黒祐天寺院
院長 吉田靖志

予防医療をはじめとしたあらゆる相談に幅広く対応。体の内と外からの治療に加え、精神面のサポートまでを網羅した、究極のトータルケアを提供しています。
「お客さまの立場に立って考える」というポリシーから生まれる温かいカウンセリングは、幅広い年代のお客さまに大人気。
オザキクリニック祐天寺院の院長として、お客さまはもちろん、同僚のドクター、スタッフからも絶大な信頼を得ています。

吉田


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