赤ワインに含まれるポリフェノールとは~渋みに隠れた健康成分~

中性脂肪に対するポリフェノールの隠れ効果

ワインやお茶などに含まれている渋みの元、ポリフェノールとは一体どのような役割があるのでしょうか?ここでは、植物が分泌するポリフェノールの働きと、摂取した際の人への影響について紹介します。また、ポリフェノールを含むお酒として有名なワインに注目し、アルコールが入った場合の吸収性や白ワインとの比較について解説しています。

ポリフェノールとは~植物が持つ秘密のパワー~

ここでは、健康成分として有名なポリフェノールの性質について紹介しています。ポリフェノールは植物に含まれている成分で、健康に良いといわれていますが、一体どんな働きを持った物質なのでしょうか。

ポリフェノールとは

赤ワインに豊富なポリフェノールポリフェノールは、本来食品を劣化から守り、色合いや味を保つのに役立つ分泌成分です。

植物の皮や種に多く含まれており、最もポピュラーなのがワインです。ブドウの皮が入ることで独特の渋みと、鮮やかな色や風味をかもし出す赤ワインには、ポリフェノールが沢山含まれています。赤ワインの渋みはタンニンと呼ばれる物質が含まれており、これこそがまさにポリフェノールを含む物質です。

タンニンは、ブドウだけではなく、リンゴや柿、栗などの皮や植物の葉っぱにも含まれていて、お茶の葉にも含まれています。渋みを感じる緑茶やウーロン茶は、このタンニンが入っており、同時にポリフェノールも含まれています。

タンニン(ポリフェノール)は植物の防衛本能!?

植物は外敵から捕食されても反撃ができません。そのため、自然の防衛本能として渋みを感じさせるタンニンを表皮や種、果実、葉っぱに分泌し、食べられないようバリアを貼っています。

また、植物は体が傷ついた時に、独自の防衛本能を発揮します。例えば、玉ねぎを切ったり摩り下ろしたりすると、涙が出てしまいます。これは、菌を防ぐ程の高い刺激の強い成分が表面から分泌されているからだと考えられます。

そのほか、リンゴは切ると切り口が赤くなりますが、これはポリフェノールが劣化して菌を防ぐ強い物質に変化したためです。このように植物には、理想の防衛本能が備わっているのです。

劣化しやすいポリフェノールは救世主

血液中を流れる脂質は、体内に発生した体に良い酸素と結びつくことで、過酸化脂質に変化します。この物質は、いわばサラダ油が酸化して悪くなった状態と同じで、体に有害な物質です。

ポリフェノールは、脂質よりも早く酸素や活性酸素と結合する性質があるため、有害な過酸化脂質の発生を抑えることに繋がります。これは動脈硬化の対策に役立つため、特に中性脂肪に悩む人が意識して摂りたい成分のひとつに当てはまるでしょう。

ワインでポリフェノールはOK?

ここでは、アルコールが入ったワインを飲んだ場合の、ポリフェノールの吸収性について解説しています。赤と白、どちらのワインが体に良いのでしょうか?

ポリフェノールはワインがおススメ!?

ポリフェノールはワインがおススメポリフェノールは熱に強く、アルコールと一緒に飲むことで溶解性が高まり、腸で吸収されやすいという性質があります。そのためワイン=ポリフェノールという組み合わせが世間一般では広く知られているようです。

ただし、アルコールで吸収されやすいというのは諸説あります。アルコール入りの赤ワインとノンアルコールの赤ワインを飲んだ場合を比較すると、ノンアルコールの方が、吸収率が高かったという報告もあるため意見が分かれるところでしょう。

白ワインはポリフェノールが少ない

白ワインはポリフェノールが少ない白ワインは、ポリフェノールを含むブドウの種や皮を取り除いて、実だけを蒸留したものになります。そのため、ポリフェノールの含有量は少なく、健康に良いのは赤ワインのほうです。

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